広島日米協会は12月5日、ANAクラウンプラザホテル広島で2023年度「クリスマス・忘年の夕べ」を開いた。8月に着任した在大阪・神戸米国総領事館のジェイソン・Ｒ・クーバス総領事らが来賓として参加。83人の会員、同伴者が集い、食事を楽しみながら歓談した。

開会にあたって山本一隆会長は「今年はイスラエルとハマスの戦闘など国際情勢は暗いニュースが続いていますが、こうした中でも私たちはこれからも日米の草の根交流を末永く続けたいと願っています」とあいさつした。

続いてクーバス総領事が壇上に立ち、「総領事として広島を訪れるのは今回が初めてですが、広島日米協会のみなさまとお会いし、日米関係やこの地域における私たちの活動についてお話しできる機会をいただき、大変感謝しております」と広島に招かれたことへのお礼を述べた。

さらに「広島は米国の信頼できるパートナーです。広島はマツダとその多くのサプライヤーの本拠地であり、これらはすべて米国への重要な投資家であり、将来のモビリティのニーズを満たすために業界で協力しています」と強調。「日米両国は過去70年以上にわたり友好国として同盟国として、多くのことを成し遂げてきました。 友好と草の根の努力によってこそ、日米両国民相互の尊重、感謝、および理解を深めることができるのです」と語り、日米交流の発展に期待を寄せた。

乾杯で祝った後、食事とともに恒例のクリスマス抽選会が開催された。広島市内のホテル三カ所の食事・ギフト券をはじめ、法人会員から多彩な商品が提供され、年末のひとときを楽しく過ごした。

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