日米協会の活動

米竜巻被害に見舞金50万円 2021年12月24日

 広島日米協会(広島市中区)は23日、米国での10~11日の竜巻被害に対する見舞金50万円を、米国の在大阪・神戸総領事館(大阪市北区)に寄託した。協会の宮田俊範事務局長が総領事館でリチャード・メイ総領事と会い、目録を渡した。
 竜巻では米国南部と中西部の各地で建物が倒壊し、死者は100人を超すとみられている。米国は2018年、西日本豪雨の被災地支援の義援金340万円を協会に寄託。中国新聞社会事業団を通じて広島県に届けており、今回は協会が見舞金を贈ると決めた。
 宮田事務局長は「西日本豪雨の支援のお礼の意も込めた。他の方が米国に寄付をされるきっかけになればいい」と述べた。メイ総領事は「両国の草の根レベルによる交流の良き例だ。とても感謝している」と応じた。